ざっくジャパン

その時に書きたいことを書くなんでもブログ。

萌え萌えキュンをくれ

全人類に告ぐ。

「沼るぞ」

 

 

ということでこんばんわざっくじゃぱんです。

メイド喫茶」行ったことありますか?

 

興味はあってもなんか敷居高くて行きづらいよね。

コンカフェとかもそう。

 

大学の友人に歴戦のメイド兼ドルオタがいて

メイドさんの良さを昔から何度も語られてました。

アットホームでプラチナ会員とかいってたっけな。

俺はシャカマだとかワケ分からないことも抜かしてた。

 

友人の話を聞くところ一つの確信がありました。

俺は絶対に沼るタイプの人種だと。

だから興味はあるけど行かないようにしてました。

 

またある日のこと、

大阪の通りを歩いてるとよくキャッチに声をかけられます。

お兄さんかっこいいですね!

時間あったらコンカフェ寄ってきませんか?

メイド喫茶どうですか?みたいな。

 

ざ「ですよね!俺かっこいいんすよ!ありがとうございます!」

いつもくそうざいアイドル気取りの一般人を演じて素通りしてます。

 

こういうキャッチの声掛けって気分いいしどんどんやってほしい。

世界に優しい気持ちになれる。

そして心のなかではうわ〜行きて〜〜 少しとなる。

でも絶対沼るから行かないぞと。

 

そんな中、つい先日友人の声かけもあって

ついにメイド喫茶にいってきました。

 

一人じゃあれだから仲間がいて心強かった。

 

めいどりーみんってとこにいったんだけど

詳しい店舗名とか場所は伏せます。同担拒否なので。

 

そこで推しと遭遇しました。

推しの仮名は「とんちき」としときます。

名前は公表しません。同担拒否なので。

 

実は推しって言葉があんま好きじゃないんだけど

とんちきは推し以外の何者でもないので推しです。

 

店舗の入口の待機列にいるときから

とんちきとの遭遇は始まります。

 

初めに簡単なルール説明みたいなものを渡してくれました。

かわいい。服装からもう何から何までかわいい。

絶え間なくかわいいが溢れ続けた。

 

そしてとんちきが席まで誘導してくれた。

 

ああ、今日って俺が今まで生きてきた中で

きっと一番気持ち悪い男になる日だな。

かつてないほどの強い確信を持った。

 

だから羞恥心を全て捨てることにした。

ああ、メイドさんってかわいいんだ。

かわいいは正義なのかもしれない。

 

どうやらこの国ではお手洗いは花畑と表現し

店員さんを呼ぶ時はすみませんじゃなくて

にゃんにゃ〜んと呼ぶらしい。

 

他にもメイドさんは繊細なので

写真とか撮ると溶けてしまうらしい。

だからご飯を写真撮る時は気を付けないと駄目らしい。

 

そう、ここは

ディ◯ニーランド、デ◯ズニーシーに次ぐ

第三の夢の国。

 

入国したらルールは遵守しなければならない。

郷にはいれば郷に従う。いや、もはや郷ではない。

ここはそういう生き物が集う場所。

夢の国へようこそ。

 

席についてふとした時に

メイドさんを呼ぼうとして

失言をしかけてしまった。

 

ざ「すみませ、、あっ、にゃんにゃ〜ん🐈‍⬛」

と「ご主人様!流石です!」

 

やり取りはうろ覚えだけど褒めてくれた。

なるほど。やはりかわいい。

かわいいは正義だと思う。

 

チャージはおおよそ800円ぐらい。

メニューはとりあえずセットを頼むことに。

オムライスとチェキと被り物と飲み物と。

値段はおおよそ3000円弱。

 

ここは夢の国だから被り物をつけるのは当たり前。

ディズ◯ーでもつけるよね当然当然。

 

被り物は確か4種類あって、

パンダの被り物があったから迷わず選んだ。

装備した刹那、自身と同化した感覚が走る。

 

そうだ。俺ってやっぱりパンダなんだ。

俺はパンダだった。

 

なんてふざけたことを言っているけれど

内心緊張が凄かった。

 

こんな空間にいたことが今までなかったから

どうしていいかわからなかった。

 

わりとずっとキョロキョロしていて

挙動不審だったと思う。

 

入国前からとんちきとチェキ撮ろうかなと

わりと決めてはいたけれど

他に刺さる子がいるかもしれないと

キョロキョロしていた。

 

とんちきを2度見して周りを一度見渡す。

とんちきを3度見して周りを一度見渡す。

とんちきを4度見して周りを一度見渡す。

そして目が合う。

 

そうなるのは必然だった。

ちょっと、あまりにも、物凄くとんちきを見てた。

俺気持ち悪すぎた。

 

定期的に我に返ってしまう。

でもとんちきは寄ってきてくれたかわいい。

 

と「ご主人様キョロキョロしてるなあと

  思ったら目があったんできちゃいました!」

目があったんじゃない。ずっと見てた。

 

と「自己紹介していいですか?」

 

自己紹介までもかわいい。

自己紹介の内容は省く。同担拒否なので。

 

そんなかわいい自己紹介も終わった直後

意図しない言葉が意識外から飛んできた。

 

と「チェキ誰と撮るとか決めてますか?」

 

―――突如、脳内に溢れ出した たった一つの選択肢。

   そう、他の選択肢など初めからなかった。

 

パ「とんちきさんと撮りたいなって案内してもらった時から思ってたんで是非お願いしたいです!」

嬉しそうにしてた。かわいい。

かわいいは正義である。

 

が、しかしメイド喫茶初心者なパンダ。

ここで大きな問題が生じる。

 

そう、何もポーズを考えていなかったのである。

 

生まれてこの方メイドさん

チェキを撮った経験なんてあるわけがなくて。

 

チェキを撮る時にポーズをするなんて

発想がこれっぽっちも思い浮かばなかった。

 

 

勿論メイド喫茶にいくことになった瞬間に

なんとなくはポーズを考えたけれど

振られるのが突然のことすぎて頭は真っ白だった。

 

口ではずっと適当なことを話していたけれど

何も頭に思い浮かばなかった。

 

超有名なハート半分とグッドのポーズ以外。

 

でもあれはベタすぎてしたくなかった。

パンダは捻くれ者だから当然のこと。

 

どうしようかとIQ30の頭脳をフル回転させていたら

とんちきがポーズを提案してくれた。

 

と「私の国にまつわるポーズで撮りましょう!」

自分の設て、ゴホン

とんちきポーズを提案してくれた。

ポーズは勿論公表しない。同担拒否なので。

 

なんとかチェキを撮ることが出来たのだが、

わずか2時間にも満たない

メイド喫茶で過ごした楽しいひと時を

フィルムの中に収めることはできたのだが、

 

26年生きてきた中で未だかつて見たことのない

生き物がそこには写っていた。

未だかつてないほど気持ち悪い表情をしていた。

 

となりにはかわいいとんちきがいた。

かわいいは圧倒的正義だ。

 

なるほど、これがメイド喫茶か。

羞恥心を捨てたのは正解だった。

 

今ここにいるのはパンダであってざっくではない。パンダにざっくは救われた。

 

もちろん、チェキといえば落書きをする。

 

落書きの最中にとんちきが

私、ブログ始めたんです!と教えてくれた。

 

まだ始めたてなのでコメントとかしてくれたら

めちゃめちゃとんちき嬉しいです!とのこと。

 

二つ返事で任せてくださいと返した。

漢パンダは確かにそこにいた。

―――確かにそこにいた。

 

 

そしてついに始まる一大イベント。

メイド喫茶の四代要素といえば何か?

考えずとも皆ご存知だろう。

 

一つ目はメイドさん

当然だ。特筆して語る必要はないだろう。

おかえりなさいませご主人様。

そう、ここは俺の生まれ育った故郷であり、

俺が生まれ育った実家なのである。

 

二つ目はチェキ。

メイド様とご主人様がチェキを撮るのは必然。

チェキを撮らずして何がご主人様なのか。

 

三つ目は萌え萌えキュン的なやつ。

しれっと書き飛ばしたがドリンクが来た時に

俺と友人の分で約二回は萌え萌えビームを放った。

未だかつてないほど美味しいドリンクが出来上がった。

 

では四つ目は何か。

そう、オムライスである。

 

ここめいどりーみんという名の王国では

オムライスに落書きをしてもらえるのである。

 

チェキの流れから察する通り、

何を書いてもらうか一切考えていなかったのだけれど

IQ5800万のパンダにはそんなこと容易い。

 

そうだ、パンダを書いてもらおう。

 

一種でパンダという案を出せた。

 

と「初めて書くんですけどパンダって

  目と耳どんな感じでしたっけ?」

パ「全部塗りつぶしとけばもうそれはパンダです」

と「こんな感じですか?」

パ「あーもう完璧ですね。天才ですか?」

と「ご主人様全肯定ですね!」

全肯定ハム太郎(ロコちゃんが言うことは全部正しいのだ。当たり前なのだ。へけっ。)

 

オムライスの写真は勿論撮ったのだけれどここには載せない。

俺だけのものなので独り占めします。

同担拒否なので。

 

めちゃめちゃかわいいパンダを書いてもらった。

流石はとんちき。天才だった。

天賦の才とはこのことだろう。

オムライスからはこの世の富、名声、萌え。

ありったけの全てをかき集めた味がした。

 

なんて言っている間に退店の時間はやってきた。

 

皆さんは相対性理論をご存知だろうか。

楽しい時間とは一瞬で過ぎ去るもの。

 

楽しい時間はあっという間に流れてゆく。

今だけはアインシュタインに文句を言いたい気分だった。

 

時間は人の意識よって長くなったり短くなったりする。

相対性理論とはとてもロマンチックでとても切ないものである。

これもシュタインズ・ゲートの選択ということだろう。

 

この2時間近くの間、勿論友人がチェキを撮ったり、

メイドさんが歌って踊ったりしていたのだが

そんなものは関係ない。

 

メイド喫茶とはとんちきである。

 

とんちきと充実した時間を過ごしたパンダ。

満足したパンダはクールに出国した。

 

と「ご主人様!被り物ついたままですよ!」

 

パ(あっ、頭につけてるの忘れてた)

パ「や、もうこれは体の一部なんで!あえてです!

  楽しかったです!ありがとうございました!」

パンダはクールに出国した。

 

そして帰路に着くのだけれど、

ここで一つ思い出す。

 

と「今日ブログ書きます!」

 

できる漢。できるパンダは一味違う。

ちゃんとブログを確認してコメントを残しました。

メイド喫茶初めてだったけどとんちきのおかげで楽しかったよ的な。

(後日確認したらコメ返してくれてた。推せる。)

 

という感じで初めてのメイド喫茶体験でした。

思った通りめっちゃハマる人種だった。

だからもうこの店舗以外には絶対行かないことにした。

 

単推しなので。