時は2023年7月13日
時計の針は16時。夕刻。
今ここに宣言します。
ニコチンによる支配からの解放を、
ヤニから解き放たれた健康な身体の来訪を。
自由を手にする為に、
世界の平和を守る為に、
今ここで、ヤニに反旗を翻します。
革命を。
そして掴み取れ自由を。
ニコチンを、ブリタニアをぶっ壊す！！
ということで皆さんこんにちは。
ざっくじゃぱん改め、ストップ喫煙くんです。
特にこれといった理由やきっかけはありません。
タバコ吸っててふと思いました。
おで、タバコ、やめる。
「お前は突然何を言い出すんだ？」
勿論突然すぎるのでそう自分に問いかけます。
「なんでそんなことを急に思ったんだ？」
当然、自問自答が始まります。
理由なんて何もない。
そりゃそうだ。喫煙所で急に思ったんだもん。
だけどせっかく行動すると決めたからには
何かしらと説得力を持たせた方が良い。
その方が自分で自分を納得させられる。
行動に強い意志を与える事ができる。
とにかく後付で理由を考えることにしました。
で、色々と考えてみたんですけど
自分は何かに対して
嫌いという感情を持たないように
普段から意識して生きてるんですよね。
嫌いという負の感情に意識が割かれるより
好きで溢れた世界を作り出してそこで生きた方が
きっと人生は楽しいものになるはず。
だから"嫌い"がそもそも発生しないように
理論武装を身に纏って日々人間をしています。
でも理論武装にも限界はあって、
絶対的に相容れないものが世の中にはあります。
どうしようもないものが世の中にはあります。
それが何かというと
束縛だったり、何かを制限されたり。
自分の時間が蝕まれることだけは
どうしても嫌いというか
受け入れることができなくて。
これは持論なんだけど
人は何かに縛られると輝きを失ってしまう。
常に自由で、ありのままでいて、
自分らしさに溢れた人間が一番輝いている。
だからそういう人間が好きだし
俺もそういう人間になりたいんですよね。
つまり何が言いたいかと言うと
ふと自分の姿を客観視してみて気付いたんです。
こいつ、ヤニという名の鎖で
がんじがらめになってんなと。
なんもかんもがデッドエンドで
いつのまにかヤニまみれのヤニカスと化してました。
なにをしていてもふとしたときに
頭の中に「タバコ吸いたいかもです。」
そう雑念がよぎってしまう。
これは自由が迫害されている。
ヤニに脳が支配されている。
美味しいヤニー！じゃねんだわ。
おかしい。なんでこうなったんだろう。
いつものように過去を振り返って真相追及。
きっとそうすれば原因は見つかる。
解法が明らかになる。
この謎を斬る。
自分がタバコを吸い始めたきっかけは
酒が美味しく飲めるから。酔いが回るから。
これだけでした。
なので元々は酒を飲む時以外は吸わなかったし
そろそろ本数増えてきたし一旦やめるか〜って
半年とか1年とか期間決めて緩く禁煙してたことが
2、3回ぐらいあります。余裕でした。
（それでも離脱症状はそこそこきつかった）
なので今まではやめようと思えばやめれたし
口でもそう言ってたし実際に何度かやめてました。
でも今回は話が違う。やめれる気がしない。
じゃあなんで話が違ってくるのか。
今までとの違いはなんなのか。
真実はこれだ！
『労働』
全てはここから始まります。
よし、なら仕事辞めるか。
とはならず。
労働は絶対的なこの世のルール。
労働とは人間という生き物をするうえで、
社会という枠組みの中で生きていくうえで、
絶対に逃げられないもの。
でもそんな労働にも唯一
自由になれる瞬間があります。
そう、それは今回の諸悪の根源ともいえる
『たばこ休憩』
非喫煙者の敵であるたばこ休憩という魔法は
良心の限り好きなだけ自由になることができます。
たばこ休憩を盾に、本数が増えに増えて
「ついにやめようと思えばやめれる」が言えなくなりました。
正直今回は辞めれる自信あんまないです。
めっちゃ自覚してます。
なので今までの人生経験で培ってきた知識を総出して
絶対禁煙ヤニカス解放戦線をここに発令します。
俺という人間の叡智が詰まった
超禁煙大作戦で用いる作戦は大きく3つ。
1つ目は代替行動の用意。
2つ目は習慣の作り方の応用。
3つ目は一貫性を保ちたい心理。
一つずつ噛み砕いていきます。ｶﾞﾌﾞｶﾞﾌﾞ
1.代替手段の用意について
これはもう文字通りなのだけど
「たばこが吸いたい」
そう感じた時にする代替行動を予め決めておく。
僕が選ぶ代替行動はベイプくん！
ニコチンリキッドを入れなければベイプはただの甘い味のする煙。
タバコくんと比べれば5億倍健康！
気が向いたらCBDリキッドとかも使ってみたいけれど
それはまあ今回は考えないでおこう。
とりあえずこれで一瞬は気を紛らわせられる。
その瞬間だけでもたばこを吸ってる気がして脳を錯覚させられる。
2.習慣の作り方の応用
人間は突然身に起こる大きな変化を嫌う生き物。
例えば「毎日20分以上腕立て伏せ等の筋トレをする」と決めたとする。
大体の人が経験したことあると思うのだけど
こういうのは絶対3日も続かずに終わる。無理。
死ぬほど意志が強いだけはやはり人間は別なのだけど
大抵の人間には不可能である。勉強するとか決めたときもそう。
基本的に急激な大きな変化は出来ない生き物である。
じゃあどうすればいいのか
「1日3回は絶対腕立て伏せをする」
こういう小さなルールからでいい。
足りないよもうちょっとぐらいはできるよ。
そう思ってしまうぐらいのところからでいい。
そうすることでむしろもうちょっとやりたいと自発的に動けるようになる。
忙しくて時間を割けない日でも3回ぐらいならやっとくかと続けることができる。
やりたい時はやればいい。やれない時にも負荷にならないぐらいがいい。
そうしていくうちに習慣ができあがり
習慣が出来ればこっちのもの。あとは下限を徐々に上げていけば良い。
人間には「ああもうどうにでもなれ」精神があって
決めたことが一つ瓦解すると全部放棄してしまいたくなる習性がある。
だから決めたことは毎日3回だけだから...という保険を作っておけばそうはならない。
実は最近これを利用してギターとかベースを毎日少し触ってるんだけど
「毎日弾く」じゃなくて「触る」だけをルールとすることで
1ヶ月今のとこ続いている。まあ飽き性だから今回も続かないかもしれないけれど。
これを禁煙にも応用する。
いきなり完全にたばこ吸わないじゃあ流石にハードル高すぎて無理だから
とりあえず年内は酒の席だけはセーフということにしておく。
だけどタバコを買うことを絶対的に禁ずる。
ヤニが吸いたくなったら乞食に徹する。
最初から貰いタバコはセーフとしておくことで
3つ目の一貫性のやつとも少しだけ繋がってくる。
あと職場、家では絶対に吸わないことを最低限のルールとしておく。
そうすればまあ徐々に禁煙できるでしょうっていう。
小さなことからコツコツと。いくぞ禁煙！
3.一貫性を保ちたい心理。
一貫性を保ちたい心理が人間には働いている。
常に自分の発言行動には一貫性を保たせようとする心理が働いている。
さっきのどうにでもなれ精神と相反してるように感じるけれど
人間は自分の行動言動を矛盾しないようにしようとしてしまう生き物である。
つまり何が言いたいのかというと
皆に禁煙します！！と公言する。
そうすることによって俺はそうしなければならない呪いにかかる。
各方面に禁煙をアピールしている。
監視してもらう役目も強制的に与えると同時に
自分の中でいろんなとこに言ってしまったし
そうせざる負えないなという背水の状況を作り出す。
これが俺の背水の陣。
いいか？ベイプはニコチンが入ってないからセーフだ。
酒の席での貰いタバコもセーフだ。
でもそれ以外は絶対に吸わないがんばるぞ。
ってなわけで結局パワープレイでしかないみたいなところはあるけれど
既にもう禁断症状というか離脱症状がきていて
ぼーっとして眠気が凄くて頭の中に常にヤニがちらついているのだけど
俺はヤニに抗うことにする。
がんばれ俺。
～後日談～
1ヶ月後、iQOSに新しい味が出たので失敗しました。
